クラッソーネ(名古屋市)と東京ガス(東京都港区)は、空き家問題の解決に向けて業務提携を開始した。クラッソーネは「街の循環再生文化を育む」ことをビジョンに、全国2300社以上の専門工事会社と施主をマッチングする解体工事プラットフォーム「クラッソーネ」を運営し、累計16万件以上の実績を有している。一方、東京ガスはガス事業を基盤にライフサービス領域を拡大し、セカンドライフ応援メディア「みらいほぷらっと」を通じてシニア世代を対象とする情報発信に注力してきた。
今回の提携では、両社が保有するノウハウ・データを融合し、空き家所有者に対して「家じまい」支援を促進する。具体的には東京ガスの運営メディア「みらいほぷらっと」でクラッソーネのサービス紹介を行い、シニア世代を含む生活者が空き家・解体に関する情報へアクセスしやすくすることで、所有者が適切な選択肢を検討できる環境整備を図る。
また、提携の一環として、家じまい対策をテーマにしたオンラインセミナーを11月28日及び12月3日に開催予定だ。参加費無料で、クラッソーネの川口哲平代表取締役が登壇する。




