賃貸・地域・鑑定 住まい・暮らし・文化

首都圏、中心部は底打ちか 東京カンテイ、4月の分譲マンション賃料

 東京カンテイ(東京都品川区)がこのほどまとめた、3大都市圏における2012年4月の分譲マンション賃料(1平方メートル換算)によると、首都圏の中心部では賃料水準が底打ちし始めていることが分かった。
 首都圏(2505円、前月比0.8%下落)全体は下落しており、都県別でも東京都(2930円、同0.1%下落)、埼玉県(1621円、同0.1%下落)、千葉県(1523円、同1.5%下落)が下げている。ただ、主要都市別ではすべて横ばいかプラス。東京23区(3032円、同0.1%上昇)は、ほぼ同じ築年数(17.7~17.9年)の2011年秋頃と同水準の賃料で推移している。
 一方、中部圏(1493円、同0.1%下落)は底値圏こそ維持しているものの、愛知県(1507円、同0.6%下落)、名古屋市(1586円、同0.8%下落)と中心部ほど軟調傾向が目立ち、賃料推移に陰りがみられる。
(http://www.kantei.ne.jp/news/cate01.php)