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2017 年には地価上昇と予測

 東京圏と大阪圏の住宅地地価(都道府県地価調査ベース)が2017年には上昇に転じるという予測を、住宅不動産市場研究会(代表=伊豆宏・明海大学名誉教授)が発表した。
 それによると、東京圏は12年が24.9万円/平方メートル(実績)に対し、予測は13年24.7万円、14年24.5万円、15年24.1万円、16年23.9万円と下がり続けるが、17年は24.1万円と上昇に転じる。
 同様に大阪圏は12年が12.8万円(実績)に対し、13年12.8万円、14年12.8万円、15年12.6万円、16年12.3万円と下落基調の後、17年12.6万円と上昇に転じる。
 しかし、名古屋圏は12年の9.3万円(実績)から17年の9.0万円まで下落が続く。地方圏も12年の2.9万円から17年の2.5万円まで下がり続ける。
 都市別では、東京都区部と福岡市は17年に上昇に転じるが、大阪市、名古屋氏、仙台市、金沢市はいずれも下落が続くとしている。
 問い合わせ先はファックス047-343-2391(伊豆氏)。