不動産経済研究所の調査によると、2012年に近畿圏で供給された新築マンションは、前年比15.1%増の2万3266戸だった。地域別に見ると、大阪市で同13.9%増や大阪府下で同22.9%増、神戸市では同31.3%増となるなど、増加したエリアが目立ち、「近畿圏の市況が好調に推移した状況がうかがえる」(不動産経済研究所)結果になった。
月間契約率の平均は76.9%。前年より5.2%上昇した。
そのほか、1戸当たりの平均価格は、同1.5%減の3438万円。1平方メートル当たりの単価は、同1.6%減の49.1万円だった。
また、2013年の供給は12年比7.5%増の2万5000戸を予測している。