総合 投資

DBJ、環境ビル認証制度で日本不動産研究所と共同運営 経済価値検証も

 日本政策投資銀行(DBJ)は、建物の環境性能を格付けする「DBJグリーンビルディング認証制度」で、このほど不動産鑑定を手掛ける日本不動産研究所(JREI)と新たに業務協力協定を結び、共同運営を始めた。評価システムの精度向上を図り、認証評価と物件の経済価値の相関に関する検証を行う。
 共同運営体制発足後初の認証として、日本生命保険相互会社が開発する「丸ノ内1丁目プロジェクト」について、5段階評価で最高位の「プラチナ」(プラン認証)を付与した。
 DBJとJREIは2011年9月に、同認証制度に関して業務協力協定を結び、グリーンビルディングの分析や評価に関する情報交換を行ってきた。評価の基礎が確立したため、このほど、共同運営体制に移行したという。