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古民家流通、始動 古材FC改称「古民家ネットワーク」へ

 古材販売のフランチャイズ事業を展開する古材倉庫グループ(本部・ヴィンテージアイモク、愛媛県松山市)がこのほど2013年度全国大会を都内で開き、古民家の流通事業を本格始動させる方針を発表した。グループ名称を「古民家ネットワーク」に改称。資格認定事業を行う一般社団法人・住まい教育推進協会と連携して、中古市場での古民家流通を目指す。
 同ネットワークには工務店など全国の建築関連業者を中心に、約120社が加盟。築50年以上の民家から取り出される材を「古材」と定義し、加盟店を通じて販売している。
 流通事業の流れは、所有者からの依頼を受けた古民家に対して加盟店が鑑定を実施し、これをウェブサイト「古民家住まいる」に掲載。サイトを運営する住まい教育推進協が、買主とのマッチングを行う。