国土交通省はこのほど、宅地建物取引士に係る法定講習充実検討委員会の第3回会合を開き、検討結果の報告書をまとめた。
それによると、宅地建物取引士証(現・宅地建物取引主任者証)の更新の際に行われる法定講習に「宅地建物取引士の使命と役割に関する事項」を新たな講習科目と設定し、第1番目の講習科目に位置づけることとした。コンプライアンスの定義、意義、機能(リスク管理、顧客の信頼醸成)などを取り入れる。
これを受けて、実質的に講義内容が増加することから講習時間をこれまでの5時間から1時間増やし、6時間とし、併せて講習受講料を現行の1万1000円から1万2000円とする。
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