野村不動産アーバンネットが7月1日時点でまとめた首都圏「住宅地価格」と「中古マンション価格」動向(2015年4~6月期)によると、共に平均変動率は上昇し、9四半期連続のプラスとなった。住宅地は151地点、マンションは230地点を定点観測している。
住宅地価格の前期比変動率は首都圏平均で0.5%上昇(前回0.5%上昇)となり、都区部の1.4%を筆頭に全エリアで上昇した。値上がり地点は27.8%で、前回(25.2%)より増加。値下がり地点も2.6%(前回0.7%)に増加した。
中古マンション価格の変動率は平均0.8%上昇(同1.0%上昇)で、エリア別では都区部の2.2%、埼玉県の1.5%などこちらも全エリアで上昇した。ただし、値上がり地点は31.7%(前回36.2%)に減少、値下がり地点は5.2%(同2.3%)に増加した。