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新産業創造へ CVCファンドを設立、三井不がベンチャー共創事業本格化 

 三井不動産はこのほど、ベンチャー企業との共創事業の取り組みを本格的に始動した。本業の強化と事業領域の拡大に向けて、新産業を創造するのが目的。資金面での支援を行うため、総額50億円のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「31VENTURES Global Innovation Fund 1号」を、独立系ベンチャーキャピタル最大手のグローバル・ブレイン(東京都渋谷区)と共同で設立した。
 また、首都圏の4カ所で実施していたベンチャー企業向けのオフィスの運営やビジネス支援機能を統合・強化。「資金」「コミュニティ」「支援」の3つを柱にした戦略を構築し、ベンチャー企業との共創事業を目指す。