住まい・暮らし・文化

LIXIL、エコカラットの販売拡充へ 内装建材、新たに6タイプ追加

 LIXILは、調湿や防臭、有害物質(ホルムアルデヒドなど)の吸着機能を持たせた内装建材「エコカラット」の売上規模を拡大させる方針だ。
 エコカラットは同社タイル事業部で展開している商品。壁や床タイルが意匠性を訴求するのに対して、エコカラットは意匠性を備えた「機能建材」と位置付けられる点が特徴だ。1998年から販売され、リビングや玄関、洗面・トイレ空間で活用が進んできた。特にデザインに注力した10年から売上規模が拡大し、直近5年で倍増している。
 同社は今年、エコカラットの商品ラインアップを6シリーズ追加して全23商品に拡大させる。彩りなどに着目し、女性に好まれるテイストを盛り込む。パッケージ型商品の刷新も図る。