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今後の世帯数の増減は世帯形態で異なると分析 タス

 不動産評価Webサイトを運営するタスは、3月の賃貸住宅市場レポート首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版を発表した。今後の世帯数は減少すると予測されるが、それは世帯の形態により増減の状況が異なると分析している。他の世帯が減少していくのに比べ、「ひとり親と子供世帯」の増加が注目される。

 「単独世帯」は東京都で25年、その他地域で30年をピークに減少、「夫婦と子供世帯」は東京都以外ではすでに減少傾向にあるが、東京都だけは20年まで増加し、その後に減少する。「ひとり親と子供世帯」はすべての地域で世帯数が増加して、10年に対して35年は東京都が45%増、神奈川県が41%増、埼玉県が34%増、千葉県が31%増となる。「夫婦世帯」は東京都で増加が継続するが、神奈川県と埼玉県では25年、千葉県では20年をピークに減少する、としている。