帝国データバンクはこのほど、4月の景気動向調査結果を発表した。それによると、景気DIは前月比0・3ポイント増の46・5となり、3カ月連続で改善。国内景気は、好調な輸出や生産が追い風となった「製造」の改善が寄与する形で回復が続いた。
業界別では、「サービス」「運輸・倉庫」など8業界が改善した。「不動産」は前月比0・3ポイント増の49・7となり、2カ月ぶりに回復。企業からは「投資用物件の売買が依然として好調」「街の再開発が進み、活性化している」などの声が上がる一方、「オリンピックや震災復興などで工事単価が上昇し、取り組みにくい状況」と先行きを心配する声もあった。
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