不動産適正取引推進機構は12月5日、18年度の宅地建物取引士資格試験の実施結果概要を発表した。
それによると、合格者は17年度から716人増の3万3360人(男性2万1838人、女性1万1522人)で、合格率は昨年と同じ15.6%だった。登録講習修了者は20.6%。
合否判定は、37問以上正解(登録講習修了者は45問中32問以上)を基準とした。合格最低点が37点になるのは初めて。これまでは、02年、10年、11年の36点が最高だった。
受験者は17年度を4639人上回る21万3993人(男性14万5245人、女性6万8748人)だった。
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