大和証券オフィス投資法人の資産運用会社である大和リアル・エステート・アセット・マネジメント(東京都中央区)は、S造10階建て延べ約4842平方メートル規模のオフィスビル「日本橋馬喰町一丁目開発プロジェクト」を始める。同投資法人として初の開発プロジェクトとなる。2020年10月21日付で、開発用地の信託受益権を取得し、更には、プロジェクト・マネジメント業務をサンケイビル(東京都千代田区)に委託し、設計・施工業務を日本国土開発(東京都港区)に発注した。2021年6月に着工し、2022年11月に完成させる。主要建築関連工事費は18億3200万円を見込む。NOI利回りは4・1%を想定している。
開発地は東京都中央区日本橋馬喰町1の204の12ほかの敷地約620平方メートル。開発物件は、1フロア約115坪の賃貸可能面積を確保し、分割での賃貸を可能にしてレイアウトの自由度や利用効率を高める。JR総武本線「馬喰町」駅徒歩1分に立地し、都心部への良好なアクセスながら、比較的に割安で入居できる物件としてテナントに訴求する。