三井不動産とヒルトン(本社・米国バージニア州)はこのほど、「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」のブランディング・マネジメント契約を締結した。同ホテルは三井不動産が開発し、ヒルトンが運営する形で26年に開業予定。ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア・ホテル&リゾーツ」の進出は日本初。
同ホテルは、三井不動産が参加組合員となる日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業(21年度着工予定)で建設する、超高層建物にて運営する。オフィスや商業店舗、サービスアパートメントなどで構成する地上52階・地下5階建ての複合施設で、同ホテルは39~47階(客室部分は40階以上)の9フロアに197室を展開。3つのレストランとラウンジ・バー、屋内プール、スパ、チャペルなども備える。
三井不動産は04年の「COREDO日本橋」の開業を皮切りに、官民地域一体型の「日本橋再生計画」を推進。同再開発事業もその一環として実施する。約1万8990平方メートルの敷地に、同ホテルを含む超高層建物のほか地上4階建て、同7階建ての建物を建設する予定。建物竣工は25年度の予定。
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