ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人の資産運用会社であるケネディクス不動産投資顧問(東京都千代田区)は、シングル向けの新築賃貸マンション「KDXレジデンス池袋ウエスト」(東京都板橋区中丸町地内)の信託受益権を2021年1月29日に国内事業法人から約22億3779万円で取得し、築約14年でスモール・ファミリー向けの賃貸マンション「KDXレジデンス千駄ヶ谷」(東京都渋谷区千駄ヶ谷地内)の信託受益権を2021年2月5日に国内事業法人へ約4億7810万円で譲渡する。積極的な新規物件への投資によって資産規模を拡大させ、同時に資産の入れ替えでポートフォリオの質の向上を図る。
同投資法人では、テレワークなどの普及で都心部に集中傾向にあった住宅需要は都心近郊の多様なエリアへ分散する傾向が強まると判断。そこで新規物件の取得では、東京都心に加えて都心近郊の交通アクセスや住環境に優れたエリアの物件でも検討している。保有物件の入れ替えでは、地方経済圏に限定せずに東京経済圏でも個別物件の収益性を見極めて売却検討の対象を判断していく方針でいる。