東京地下鉄(東京メトロ、東京都台東区)は、各駅が抱える課題の解消に向けて取り組む「えき・まち連携プロジェクト(第2弾)」で、都市開発事業者などからの提案募集を2021年3月1日に開始した。2026年2月28日までの5年間にわたり提案を受け付ける。東銀座・人形町・秋葉原・新宿御苑前・町屋の5つの駅を対象に、エスカレーターやエレベーターの整備などの手法を募る。
都市開発と一体となった鉄道整備を進めるため、同社では2019年8月から既に6駅で実施している取り組み。今回は第2弾となり、対象駅エリアの土地や建物の所有者や借地者、都市開発事業者に提案を求める。東銀座・人形町・秋葉原駅はエスカレーターの整備について、秋葉原駅はこれに加えて駅冷房冷却塔の設置場所の確保、また、新宿御苑前・町屋駅ではエレベーターの整備が課題になっている。