国土交通省は9月30日、21年6月分の不動産価格指数(住宅、季節調整値)を公表した。10年平均を100とした全国住宅総合指数は121.2で、前月比は1.3%増となった。
内訳を見ると、住宅地については前月比1.8%増の103.4、戸建て住宅は同0.2%増の105.9、マンションは同0.8%増の165.8。
圏域別(三大都市圏)の総合指数を見ると、南関東圏は127.1(前月比4.2%増)、名古屋圏は114.4(同1.8%増)、京阪神圏は123.3(同1.1%減)となった。内訳では、住宅地は南関東圏が114.3(同10.8%増)と大幅プラスになったのに対し、戸建て住宅は京阪神圏が前月比8.2%減の105.0となった。マンションは各圏域でプラスとなったが、中でも名古屋圏は前月比6.6%増の170.7となった。
