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ファミリー層の住まい選び「広さ」「防災面」重視 カラダノート調査

 カラダノート(東京都港区)は、同社サービス登録利用者480人を対象に、2021年10月から11月にかけてインターネットを通じて実施した、ファミリー層の「子育て世代が住まいを決める際に重視するポイント」に関する調査結果をまとめた。複数回答可で第1位は、「家族に合った広さ・間取り」(279票)となり、コロナ禍での住み替え需要に変化があることが分かった。

 ランキング上位を見ると、2位の「ローンなどの住宅費負担」(276票)はこれまでと同様な観点だが、3位の「地震や台風、火災などの防災面での安全性」(230票)、4位の「日常の買い物や医療、福祉施設への利便性」(214票)、5位の「快適に室内で過ごすための断熱性や換気性」と続き、社会状況の変化を反映しているよう。全体の2割近くで「ワークスペースを重視する」(86人)との回答からも、変化の傾向がうかがえる。

 今後、同社の運営する、住宅会社の紹介やカタログを一括請求できるウェブサイト「かぞくのおうち」(https://ouchi.karadanote.jp/)では、今回の調査結果などを基に、家族のニーズを満たした同社プロデュースの住宅を販売する予定。