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海外コワーキング事業の2拠点目を台湾で今夏開設 JR東日本

 東日本旅客鉄道(JR東日本)のグループ会社である台灣捷爾東事業開發股份有限公司は今夏、台湾・台北市でコワーキングスペース「One&Co Taipei」を開設する。
 「One&Co」は、同社が「Platform for Innovative Business」をコンセプトとして展開する施設で、シンガポール(19年8月開業)に続く2拠点目となる。“日本と海外をつなぐコワーキングスペース”を目指しており、日本企業の海外進出および海外企業の日本進出をサポートするほか、スタートアップと大企業とのマッチング機会創出、利用者間のコミュニティ形成の促進といった機能を持たせている。
 「同Taipei」は台北MRT中山駅から徒歩4分の立地で、日系企業の拠点が集積するエリアに所在。オフィスビルの一部フロアを使用して開設するもので、総面積は約1400平方メートル(共用部除く)。2~12人用の個室オフィス計26室、コミュニティラウンジ内のデスク約110席を設ける。施設内には日・中・英語対応のスタッフを常駐させ、会社設立支援やバックオフィス業務のサポートサービスも用意する。
 利用料は、2人用個室の月額が4万6000ニュー台湾ドル(約19万円)から。