マンション・開発・経営

優逢グループ、市営住宅の集約化事業で鎌倉市とPFIで提携

優逢グループはこのほど、神奈川県鎌倉市と「鎌倉市営住宅集約化事業」の契約を締結した。同グループには、ウスイホーム(神奈川県横須賀市)、青木あすなろ建設(東京都千代田区)、市浦ハウジング&プランニング(東京都文京区)が加盟しており、限られた予算や敷地条件などをクリアしてバランスの良い住戸・住棟計画の提案が鎌倉市議会の承認を得て提携に至ったという。

今回のPFI事業では、鉄筋コンクリート造5階建ての5つの市営住宅を集約化する。「深沢クリーンセンター西側用地」にA棟(55棟)、B棟(54戸)、C棟(89戸)があり、「深沢クリーンセンター東側用地」にD棟(30戸)、E棟(125戸)がある。これら計353戸を集約するため、見知らぬ住民間で交流が生まれるよう敷地中央部の集会所併設のコミュニティ広場をはじめ、屋外にさまざまなコミュニティスポットを設けて団地内を楽しく回遊できる空間整備を計画している。今年4月から西側用地の解体撤去準備などに着手し、順次1期と2期の建替え住宅等の整備を行い2027年3月までに事業を終える予定。