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オカムラなど3社が共同開発ワークブースの新モデル発表

 オフィス家具メーカー大手のオカムラ(神奈川県横浜市)、web会議システムなどを手掛けるブイキューブ(東京都港区)、ワークブース事業を展開するテレキューブ(東京都千代田区)は11月7日、3社共同開発によるワークブース「TELECUBE by OKAMURA(テレキューブバイオカムラ)」の新モデルを発表した。
 「テレキューブバイオカムラ」は、オフィスやビルのエントランス、駅や商業施設など様々なスペースに設置できる独立・密閉型のワークブース。従来モデルは18年12月に発売されており、1〜4人用のバリエーションがある。
新モデルでは、従来モデルと同等の機能を維持しつつ構造を見直し、環境負荷低減と安全性向上に努めている。構造体の部品重量を従来比約18%軽量化し、輸送時のCO2排出量や梱包資材を削減。またドアまわりの構造の改善により、開閉時に手を挟むなどの事故抑制を図った。更に、従来の遮音性能に加えて吸音性能も向上させ、ブース内の反響・残響を抑えることでweb会議等での声の聞き取りやすさを高めた。
 発売は23年1月の予定で、販売価格は「オープン価格」としている。
(写真)新モデルを発表した「TELECUBE by OKAMURA」