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SNSが新築マンション購入時のきっかけで9割超 スタイルポート

 住宅の3D(3次元)コミュニケーションプラットフォーム「ROOV」(ルーブ)を開発・提供するスタイルポート(東京都渋谷区)は、マンション購入者の「SNS活用」に関する実態調査の結果をまとめた。
購入に際して参考情報にしているSNSの第1位は「YouTube」で、全体の92・7パーセントは、「SNSの情報が実際に行動を起こすきっかけとなった」と回答している。

 同調査は、直近3年以内にSNSを参考にして新築マンションを購入した111人を対象に2023年4月中旬にインターネットで実施した。

 新築マンション購入に際して用いたSNSの活用のタイミングは、「情報収集時」や「比較検討時」が最も多い。
参考にしたSNSは、あらゆる場面で利用しているが、特に、内装情報は「YouTube」、外観情報は「Twitter」、間取り情報は「Instagram」などと使い分けている。

 同社では、「SNS上ですべての情報を確認できるわけではないが、不動産会社はSNSで効果的に情報を届けていくことは、マンション販売時の重要な戦略の1つになる」と分析している。