住空間コミュニケーション・プラットフォーム「ROOV」(ルーブ)を開発・提供するスタイルポート(東京都渋谷区)は、横浜・みなとみらい21地区で進む大規模複合開発「Kアリーナプロジェクト」の大型音楽アリーナ「Kアリーナ横浜」を同社のVR内覧システム「ROOV walk」(ルーブ・ウォーク)を活用して再現した。VR内覧でKアリーナの独自設計や設備をバーチャルに体験できるようにした。
同開発プロジェクト事業は、ケン・コーポレーション(東京都港区)、Kアリーナマネジメント(東京都港区)が推進している。そのうち、「Kアリーナ横浜」は、エンドステージ型の扇形の形状で全席がステージ側に向いている特徴を持つ。2023年9月29日に開業する。
スタイルポートは今回、同地を訪問して現物を見る手間がなく、イベント企画を検討できるようにバーチャル空間上で体験やシミュレーションができるようにした。従来の口頭や紙資料に比べ、3DCG(3次元コンピューターグラフィックス)で再現するため、施設が本来持つ魅力を一層的確に伝えられる。