総合

記者が解説 住宅新報web週刊ニュース記事(10月6日~10月12日)

・ウェルスマネジメント不動産会社の新たな収益源に

・資金洗浄 不動産取引に潜む黒い影

・新築戸建て価格、首都圏は総体的に下げ基調

 1週間のランキング・トップ10から記者が気になる記事を3つピックアップしていきます。

 まずは、6位にランクインした「富裕層をターゲットに M&A通じた運用でウェルスマネジメント体制 不動産会社の新たな収益源に(2023/10/10号)」です。自社を譲渡した経営者の富裕層が保有する資産の運用管理を支援していくウェルスマネジメント。金融商品だけでなく、不動産資産も対象で、新たな収益源として期待が高まる。

 もう一つは、7位の「クローズアップ 資金洗浄 不動産取引に潜む黒い影 本人確認で前提犯罪を防ぐ 詐欺、贈収賄、反社勢力と癒着(2023/10/10号)」です。巨額の資金が動く不動産取引は標的にされやすい。知らぬ間にマネーロンダリングなど反社会勢力やテロ組織への資金還流に加担させられる可能性もある。企業のリスク管理の要衝は何か。

 続いて5位の「新築戸建て価格、首都圏は総体的に下げ基調(2023/10/9配信)」です。長らく続く不動産価格の高騰。東京23区の下落は4カ月連続で、2017年1月以降の最高額更新エリアは6カ月ぶりに0。価格調整の兆しなのか慎重な見極めが求められる。

 

アクセスランキングトップ10 (10月6日~10月12日)

1位 三栄建築設計が社長交代へ、次期社長にオープンハウスGの菊池常務
2位 ヒノキヤ、仙台に東北初の「Z空調」体感施設
3位 三井ホーム、千葉・柏の葉で食堂を竣工 三井不誘致の英国寄宿学校
4位 大林組、東京駅前の八重洲再開発工事で事故 東京建物、文書を公表
5位 新築戸建て価格、首都圏は総体的に下げ基調
6位 富裕層をターゲットに M&A通じた運用でウェルスマネジメント体制 不動産会社の新たな収益源に
7位 クローズアップ 資金洗浄 不動産取引に潜む黒い影 本人確認で前提犯罪を防ぐ 詐欺、贈収賄、反社勢力と癒着……
8位 ヒューリック、東京・錦糸町の商業施設を取得
リスト子会社、横浜で2物件を取得
10位 中川堅悟副社長が新社長に ケン・コーポ