総合 投資

商業用不動産の買い手を探索できるサービスを開発 Lombard Standard

 Lombard Standard(東京都渋谷区)は、投資対象の商業用不動産の売買マッチングサービス「LombardGPT」(ベータ版)を開発した。

 最新のAI(人工知能)技術を活用する生成AIなどを活用し、売り手は、最適な方法で投資家の買い手にアプローチできる。
全世界のマーケットを対象にレジデンス、オフィス、ホテル、工業用施設、店舗などの主要タイプの物件情報をデータベース化している。これらの売却対象物件の情報に対する買い手の候補先をAIが瞬時に探索し、自動生成機能で簡便に販売をアプローチできる。

 従来のように、売却対象物件をポータルサイトなどにアップロードする手間がなく、買い手の探索を同業者に依頼して紹介料を払う必要もない。マーケティングやインターネットなどで物件探索する面倒や時間をなくせる。

 買い手の投資基準や戦略、希望する物件タイプや立地などの関連情報を基に、AIが売り物件との適合性を解析する。売り手は、立地、物件タイプ、形態、投資戦略の4つの項目を入力すると、即座に買い手候補を探索できる。買い手へのアプローチでは、自動生成機能を使って文面をカスタマイズして直接に一斉送信できる。