総合

建設現場の騒音・振動データの活用支援 ハウディ・ネクストフィールド

 ハウディ(東京都中央区)は、同社開発のIoTゲートウェイを、ネクストフィールド(東京都渋谷区)が提供する建設現場向けダッシュボードサービス「e―Stand」と連携する騒音・振動計測ユニットの新サービス「e―Sense IoT(騒音振動)」向けとして提供した。

 現在の建設現場では一般的に、専用の騒音計や振動計を設置してデータを記録しているが、これらをリアルタイムに閲覧できず、データを有効に活用してきれていない。また、センサー導入のメリットを最大化できていないなどの課題感がある。

 今回の新サービスは、建設現場などで使用されている騒音計・振動計、IoTゲートウェイを防水防塵ボックスに一体化させている。

 具体的には、計測したデータをリアルタイムにモバイル回線を介してクラウドサーバーに送信・記録する。インターネット環境があれば、時間や場所を選ばずに計測データにアクセスできる。

 今後は、基準値以上の騒音や振動が計測された際に、現場管理者へ速やかに発報する機能なども順次追加していく。