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記者が解説 住宅新報web週刊ニュース記事(12月8日~12月14日)

・暖房とヒートショックの記事に関心

・大手デベが新たなマンション販売手法を模索

・リストGが倶知安で大型の土地取得

 1週間のランキング・トップ10から記者が気になる記事を3つピックアップしていきます。

 1位となったのは、「電気代のため『暖房を我慢』4分の3に ヒートショックが心配も同率 一条工務店調べ(2023/12/7配信)」です。先週配信の記事ですが、継続的にアクセスを伸ばして首位となりました。寒波や大雪といった急激な冬模様の到来を受けて、「電気代」「暖房」「ヒートショック」といったワードが注目を集めたと思われます。季節・気候と住宅は切っても切れない間柄。住まい手の健康にも関わるテーマなので、同様の記事は今後もよく読まれるのではないでしょうか。

 続いて、5位の「大手デベ、新たなマンション販売模索 増える共働きや富裕層対応(2023/12/12号)」。コロナ禍を経て多様化している顧客ニーズへの対応、特に若年層と富裕層へのアプローチにフォーカスした記事です。DXや商品ラインアップの拡充など、各社とも丹念にターゲット層のニーズを調べ、対応している様子を紹介しているので、他の事業者にとっても事業改善のヒントとなるのではないでしょうか。

 そして6位には、「リストグループ、倶知安町で約2万坪の土地を取得(2023/12/12配信)」がランクインしました。他社による物件の取得は、不動産事業者ならばコンスタントにチェックしておきたい情報。特に、それが人気エリアの大型の土地ともなれば、取得後の活用計画も含めて大きな関心を集めます。リストグループとしても初めての挑戦となる事例で、今後の進捗も注目されそうです。

 

住宅新報web週刊ニュース記事
アクセスランキングトップ10 (12月8日~12月14日)