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出版物取次大手のトーハン、3施設目のコワーキングを渋谷で開業

 出版物流通・取次大手のトーハン(東京都新宿区、近藤敏貴社長)は2月1日、コワーキングスペース「HAKADORU(ハカドル)」の「渋谷宮益坂店」を開業した。ワークスペース事業を手掛けるいいオフィス(東京都港区、龍﨑宏社長)の無人営業システムを導入し、同シリーズとしては初めて24時間営業を行う。

 「HAKADORU」は、トーハンが20年3月に新規事業として立ち上げた、ドロップイン型コワーキングスペースブランド。「ハカドリたい人のためのコワーキング×カフェ」をコンセプトとしており、今回の新施設は「新宿三丁目店」「アトレ大森店」に続く3施設目となる。

 新施設の立地は、JR渋谷駅から徒歩2分、東京メトロ銀座線渋谷駅からは徒歩1分の「宮益坂ビルディング」1階。オープンスペース17席、ソロブース40席、防音個室4室、会議室2室を備え、同シリーズでは最大規模の施設とした。日中はスタッフが常駐し、夜間は「いいオフィス」アプリを利用して入退店を行う形態の24時間営業。

 基本利用料金(税込、以下同じ)は15分当たり250円(個室利用はプラス110円)で、1日利用(有人営業時間帯限定)は3500円。会議室の利用料金は1時間当たり、4人用が2200円、6人用が3300円。