ブルーイノベーション(東京都文京区)は、異なる機種や複数の掃除ロボットを遠隔で一元管理・制御できる同社独自開発のアプリケーション「BEP クリーン」を、外部システムとAPI連携できるように、新サービスAPI「BEP クリーン」として提供を始めた。
オフィスをはじめとした清掃業務の負担を軽減し、従来の人による業務にロボットを組み合わせた業務体制を構築できる。人手不足に対応し、ロボットを活用することで、人間が立ち入りづらいエリアの環境維持などのほか、新サービスの開発にも期待できる。
同新サービスAPIを活用することで、掃除ロボットを、電力や空調、照明、自動ドア、セキュリティ、会議室予約などを制御するビル管理システムや、ほかの業務ロボットと連携が可能になる。人の手を介さずに、建物内をスムーズに移動しながら、自動清掃の体験を整えられる。
清掃ロボットを建物内で円滑に移動させるためには、清掃ロボットのアプリケーションと各設備を連携させる必要がある。現在、その手間とコストが、建物設備とロボットの連携を妨げる要因になっているという。
