大和リースを代表とする企業グループは4月1日、埼玉県さいたま市中央区の「与野公園」の指定管理業務を開始した。事業期間は44年3月31日までの20年間。企業グループの構成企業は大和リースのほか、アイル・コーポレーション、大日本ダイヤコンサルタント。
3社はさいたま市が実施する都市公園法に基づく公募設置管理制度(Park-PFI)に応募し、23年1月に選定を受けた。同事業では、公園の南側に位置するベーカリーカフェや、展望デッキ及びトイレ、遊具などの特定公園施設の整備を進め、25年春に再オープンを目指す計画。完成後は、これらの施設・設備と共に、指定管理者として公園の運営や維持管理を担う。
なお、毎年5月に開催している「ばらまつり」はバラ園のある公園北側でのみ、5月11・12日に開催する。
大和リースはPark-PFIや指定管理者制度を活用し、大阪城公園(大阪市中央区)や鳥居崎海浜公園(千葉県木更津市)など、全国30カ所の公園内のカフェやショップなどの集客施設の整備・運営を請け負っている。