マンション・開発・経営

DXYZ 顔認認証を和田コーポレーション物件に導入

 ミガロホールディングス(東京都新宿区)のグループ会社であるDXYZ(同)は5月28日、両備グループの和田コーポレーション(香川県丸亀市)が開発する新築分譲マンション「ロイヤルガーデンシティ学南町」(岡山県岡山市、全139戸)に、DXYZの顔認証プラットフォーム「フリード」を導入すると発表した。販売店である新日本パワーサプライ(広島県広島市南区)を通じて導入する。

 今回の導入は全住戸の専有部まで同システムを導入し、鍵が一切不要な暮らしを実現する、岡山県で初の「オール顔認証マンション」になるという。

 同物件は全住戸南向き、最上階プレミアム住4タイプを含む入居者のライフスタイルに合わせた18タイプの間取りを用意。コワーキングスペースやゲストルーム、コインランドリーなどの共用部分も充実しており、また屋上太陽光発電設備、EVシェアカーを導入する。和田コーポレーションは開発に当たり、「他のマンションにはない最新の設備を導入することでの、安心かつ快適なマンションライフの提供」を検討していた中で、新日本パワーサプライがマンション一括受電サービス(電力)や一括インターネットサービス(通信)の提供および取次ぎを行うほか、DXYZとの業務提携で「フリード」の販売も推進しており、これらサービスの組み合わせが入居者に対して高い付加価値を生み出すとともに、 検討していたコンセプトもかなえることができると判断した。

 なお、「フリード」については、エントランス等共用部15カ所と全住戸139カ所に導入する。竣工は2026年1月の予定。