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広島県府中市とEV充電設備設置で協定 テラチャージ

 EV充電設備・サービス「テラチャージ」を展開するテラチャージ(東京都港区、徳重徹社長)は、広島県府中市と「持続可能な地域づくりに関する協定」を7月23日付で締結した。同社が広島県内の自治体と協定を結ぶのは初めて。

 同協定の内容は、「クリーンエネルギー自動車の普及促進」や「次世代を中心とした環境問題への意識啓発」など、計6項目。同社は具体的な取り組みとして、同市役所支所と市内の運動公園にEV普通充電設備を、道の駅「びんご府中」にEV急速充電器をそれぞれ設置。同市内で面的なEV充電設備の整備を推進する。

 同市は現在、環境に関する取り組みの推進に向けた「第2次府中市環境基本計画」の改訂と併せ、「地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」の策定に着手するなど、温室効果ガスの排出量削減を図る施策を進めている。そこで、全国においてEV充電設備の設置と普及を手掛ける同社の事業とシナジーを期待できるとして、今回の協定締結に至った。

 (写真) 協定締結式に出席した小野申人府中市長(左)とテラチャージ自治体グループ営業責任者の本田泰寛氏