Pick Up!
- 空き家ビジネス加速へ コンサルが主体に 国交省「報酬別建て」明記
- 三菱地所×住友不動産 札幌圏最大の大型宅地造成 10.6ヘクタール超 280区画
- UR都市機構 初の猫飼育者向け賃貸 将来見据えた入居促進策
1週間のランキング・トップ10から記者が気になる記事を3つピックアップしていきます。
まず一本目は住宅新報本紙の1面トップ記事「空き家ビジネス加速へ コンサルが主体に 国交省『報酬別建て』明記 『相談士協』、政治連盟を設立(2024/8/27号)」が1位になりました。国の空き家対策の進展とともに空き家ビジネスが拡大していますが、空き家を所有する当事者のニーズの根底にあるのはまず相談です。空き家対策の入り口としてコンサルティングの重要性が高まっています。国土交通省もコンサルティング業務について「報酬別建て」とすることを「不動産業による空き家対策推進プログラム」に明記しました。
続いても本紙1面に掲載された「三菱地所×住友不動産 札幌圏最大の大型宅地造成 10.6ヘクタール超 280区画(2024/8/27号)」が2位に入りました。1989年に開発許可を受けたプロジェクトで、2023年までに1000区画以上の宅地が販売された「緑苑台ニュータウン東街区」に続く、「緑苑台ニュータウン西街区」(北海道石狩市)の大型宅地造成です。実に33年ぶりの造成工事の着工となりました。
3本目も本紙から7位に入った「UR都市機構 初の猫飼育者向け賃貸 将来見据えた入居促進策(2024/8/27号)」です。すでにペット可物件はかなり普及してきていますが、「つくば・二の宮団地」に立地する同物件は「猫」飼育専用の賃貸住宅です。「ねころぶ住宅」というネーミングの通り、猫仕様の設備、仕様を取り入れ、複数飼育も可能としています。