賃貸・管理

「スマートDKロック」、スマホやICカードで解錠可能 大東建託

 大東建託(東京都港区)は、11月1日から同社オリジナル開発の「スマートDKロック」の運用を開始する。従来の物理キーが不要となり、Bluetoothの無線通信を経由して、入居者所有のスマートフォンや交通系ICカードなど、鍵の代わりとなるデバイスでドアの解錠ができる。各住戸の玄関ドアに設置される「DKロック」、オートロックのエントランスに設置される「DKエントランス」、通用口に設置される「DKゲート」で構成される。

 鍵の多様化を実現すると共に、ランダム番号と固定暗証番号の組み合わせにより、タッチパネル位置の読み取りを防止する機能や、施錠忘れを防ぐオートロック機能を備えることで、高い利便性とセキュリティ性能強化を併せ持つ。これまで入居者の入退去の都度発生していた鍵交換や鍵洗浄作業、鍵紛失時の緊急対応業務が軽減されるなど、管理業務の削減も期待できる。今後は、新規契約物件からオプションとして設置が可能となる。