三井不動産とSMFLみらいパートナーズはこのほど、かねてより検討を進めてきた「(仮称)府中市朝日町商業施設計画」(東京都府中市)の土地受益権売買契約を締結した。
三井不動産が商業施設の着工に向けて開発準備に着手する。建物竣工後は、SMFLみらいパートナーズが土地・建物の一部を三井不動産から取得し、2 社による保有・運営を予定している。
計画地は、西武鉄道多摩川線「多磨」駅から徒歩2分、北側に東京都道14号新宿国立線(東八道路)、南側に国道20 号線(甲州街道)があり、交通利便性の高い立地。
物販・サービス・飲食機能を集積し、スポーツ・エンターテインメントの要素も取り入れた大型商業施設を計画することで、周辺地域の社会・経済活動の活性化、地域住民の生活利便性の向上に寄与するとしている。
敷地面積約4万㎡(約1万2000坪)、延べ床面積約11万7000平方メートル(約3万5000坪)。2027年秋に着工し、29年春に開業の予定だ。