CBRE(日本本社:東京都千代田区)は2月5日、国内主要店舗(路面店舗)の市場動向に関するレポート「リテールマーケットビュー 2024年第4四半期」を発表した。平均賃料は10エリア(銀座、表参道・原宿、新宿、渋谷、心斎橋、梅田、京都、神戸、栄、天神)中、6エリアで前期から上昇した。賃料水準がコロナ禍前を上回ったエリアは天神の1エリアが増え、計5エリア(他に銀座、心斎橋、京都、神戸)となった。また、4エリア(銀座、表参道・原宿、栄、天神)のプライム賃料が上昇し、栄を除くエリアで調査開始以来の最高値を更新した。
プライム賃料とは、都心の目抜き通りで路面店が集積するエリアに設定した複数の基準点における想定成約賃料の最上限値。