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東京建物、箕面市立文化芸能劇場のネーミングライツを取得

 東京建物(東京都中央区)は4月15日、箕面市立文化芸能劇場(大阪府箕面市)のネーミングライツ(施設命名権)を取得したと発表した。同劇場の指定管理者であるPFI箕面船場まちづくりから、運営業務を受託するキョードーファクトリー(東京都豊島区)と、ネーミングライツ契約を締結した。愛称は、「東京建物 Brillia HALL 箕面(トウキョウタテモノ ブリリアホール ミノオ)」。大規模複合施設 Hareza 池袋(東京都豊島区)の中核をなす豊島区立芸術文化劇場の愛称「東京建物 Brillia HALL」に続く命名となる。

 箕面市立文化芸能劇場は箕面市の芸術文化活動を支える総合的な中核拠点施設として、2021 年8月にオープンした。2024年3月の北大阪急行線(大阪メトロ御堂筋線直通)の延伸に伴い開業した新駅「箕面船場阪大前」駅前という好アクセスな立地で、音響反射板を兼ね備えた1401席の大ホールはコンサートやミュージカル、演劇といったライブパフォーマンスに、シューボックス型の小ホール(300席)は室内楽の演奏会や講演会等の市民の文化活動など、幅広いライブエンターテイメントの会場として利用されているという。

 東京建物は、2024年に竣工した「Brillia Tower 箕面船場 TOP OF THE HILL」や現在建築中の「W TOWERS箕面船場」をはじめとした分譲マンションの開発事業に加え、「マンション敷地売却制度」を関西圏で初めて活用する事例となった「みのおサンプラザ1号館」再生事業など、箕面市で多様な事業を展開。今回、箕面市の更なる活性化と芸術文化の発展に貢献するため、ネーミングライツの取得に至ったとしている。