マンション・開発・経営

東急 ベトナムで大型開発に参画 2900戸の低層分譲住宅など

 東急は7月30日、現地ディベロッパーであるナムロン社と戦略的パートナーシップを組み、ベトナム国ドンナイ省における大規模都市開発プロジェクト「イズミシティ」 に参画すると発表した。ナムロン社、阪急阪神不動産と共同でプロジェクトを推進する。

 同プロジェクトは、ドンナイ川沿いの自然豊かな約170haのエリアで、約2900戸の低層分譲住宅を中心に、商業施設、学校、公園などの生活利便施設の整備を行う計画。2021年にナムロン社と阪急阪神不動産が同プロジェクトを始動し、2023年末に総戸数275戸の第1期低層住宅が竣工した。

 今後は、同社を加えた3社による日越におけるまちづくりの知見・ノウハウを結集することで、ベトナム人ファミリーのニーズを満たす住宅と生活利便施設を融合させ、住民同士のコミュニティが育むサステナブルなまちへの成長を目指すとしている。なお、2025年内に総戸数約500戸の第2期低層住宅を着工し、販売を開始する予定だ。