大和ハウスグループの大和ハウスリアルティマネジメントは9月24日、栃木県宇都宮市の「ダイワロイネットホテル宇都宮」(客室数223室)の全館改装を完了し、リニューアルオープンする。
同ホテルは13年3月にJR宇都宮駅から徒歩約3分に開業。ビジネス利用が中心だったが、近年、増加する観光目的やインバウンドニーズなどへの対応を図る。
今回のリニューアルでは、全客室で家具・家電の入れ替えや壁紙・天井・カーペットの張り替え、バスルームなど水回りの改装を実施したほか、ツインルームを改装し、約27平方メートルの「スーペリアキング」(12室)を新設。また、シングル仕様の客室も定員最大2人とするなど、複数人で宿泊しやすい仕様とした。
ロビーや各階廊下、エレベーターホールなどの全面改装も実施。フロントカウンター下に栃木の伝統工芸品「鹿沼組子(かぬまくみこ)」のパネルをあしらうと共に、顧客の荷物を補完するクロークスペースを新設。また、従業員の意見を取り入れ、客室1室を従業員用の休憩室に転換するなど、スタッフの働きやすさを重視した設計を採用した。
また、朝食メニューを刷新。定食をビュッフェ形式に変更し、宇都宮名物の餃子の餡を使用したキーマカレーや、郷土料理「モロ(モウカザメ)の煮つけ」「日光湯波の煮浸し」といった〝ご当地メニュー〟を用意した。
※写真は新設した「スーペリアキング」