大言小語 記事一覧
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大言小語 環境と不動産
環境不動産という概念が不動産市場で成立するのかその先行きが注目されている。不動産分野で環境意識が芽生え始めた当初、マンションや戸建ての市場では、環境共生住宅なる言葉で商品企画が表現されていたと記憶し(続く) -
大言小語 東北も地方も喜べる五輪を
IOCロゲ会長(当時)の「TOKYO」という、やや素っ気ない声も日本の人々を歓喜させるには十分だった。2020オリンピック・パラリンピックは東京で行われる。まずは、しっかりとした準備を官民一体となって進めることだ(続く) -
大言小語 チラシ類投函禁止です
マンションやアパート、戸建てを問わず、各住戸に営業チラシなどを配布するポスティングは不動産流通会社の営業、特に売却物件の開拓には欠かせない手法である。新聞購読世帯が減少しているため、折り込みチラシは(続く) -
大言小語 元気に楽しく暮らす
厚生労働省などの調査(12年3月)によると、高齢者が要支援・要介護になる割合は75~79歳でも13.5%と存外低い。80~84歳でも28.4%。ところが、85歳以上になると58.4%と一気に高くなる。つまり、平均寿命ぐらいまでな(続く) -
大言小語 第三の対立軸
境界を接する隣地で夏前から戸建ての新築工事が始まった。窓越しに眺められるので、工事の工程が手に取るようで楽しく見学させてもらっている。現在は躯体がちょうど立ち上がったところで、玄関や水回りのレイアウ(続く) -
大言小語 異常が異常でなくなる日
温度計が示した値は、41.0度||。8月12日、史上最も高い気温を検出したのは高知県四万十市江川崎。これまであまり暑い地点として名前が上がらなかったところだ。一部では、観測機器に草が絡まって異常値が出たので(続く) -
大言小語 価格表と意外なお得
マンションは何階が住みやすいのか、とはよく話題になるテーマだ。高層マンションの場合、新築時の価格設定は大方、上層階ほど高く、1階、2階が低い。上階の方が眺望や日照・通風に優れ、人気が高いためだが、超高(続く) -
大言小語 国造りは家づくり
言葉にこだわり、言葉の中から商品を生み出す。「真面目生活よりも面白生活」「たかが家、されど家」「経年楽観主義」等々。個性派住宅BESSブランドを展開するアールシーコアは、自社の住まいづくりを語る言葉を集(続く) -
大言小語 参院選、もうひとつの争点
猛烈な暑さが続いた7月、それ以上に熱い戦いが繰り広げられた参院選挙が幕を閉じた。解禁されたインターネットによる選挙運動をはじめ話題や焦点に事欠かない選挙戦だったが、中でも争点となったのはデフレ脱却、(続く) -
大言小語 平等とは何か
先日、最高裁が口頭弁論を開き、婚外子の相続格差規定について違憲判断をする方向となった。民法900条4号但し書きはかねてから法の下の平等を定める憲法14条に違反しているのではないかと指摘され、国連からも何度(続く) -
大言小語 後継者を育てる
宅地建物取引業者数の減少傾向が続いている。91年の14万4064社をピークに減り始め、13年3月末現在は12万2703業者と、2万1000社余も減少した。新規参入が活発な業界だから減少しているイメージはあまり浮かばないが(続く) -
大言小語 しなやかな産業に
国のことを考えない国会議員、生徒の将来に責任を持たない教師、机上の空論に精を出す官僚。それだって、本人にしてみたら頑張ってやっている。仕事って何だろう。世の中には仕事をしないことを仕事にしている人種(続く) -
大言小語 「あつもの」か「なます」か
人生を歩むうえで指針となったり、礎となるのが「ことわざ」だ。ただ、参考になるはずが、反対の意味を持つものも多く、混乱する場合も多々ある。「虎穴に入らずんば虎子を得ず」と「君子危うきに近寄らず」などが(続く) -
大言小語 マンションの表札
500戸のマンションで、表札を出しているのは1軒、それも男か女か分からない名前の私だけ―というのは、マンション管理業協会理事長の山根弘美さん。家族は福岡市に住み、単身赴任18年目。現在は都内のセキュリティ(続く) -
大言小語 政治談義は居酒屋で
小子が住むF市は今月下旬に市長選挙が行われる。長期政権(4期)が続いた現役市長の任期満了に伴うもので、新人からベテラン県議まで多彩な立候補者が名乗りを上げているのだが、市民の関心は今一つ。前回投票率は34(続く) -
大言小語 言葉を言葉で被せても
「口は災いの元」「問うに落ちず語るに落ちる」…。とかく、人間というものは多弁を弄(ろう)する動物だが、それによる失敗も多い。それは、古来からのことわざに多く取り上げられていることからも分かる。 ▼この(続く) -
大言小語 放棄地のような山
お宅の山の木が倒れて道をふさいでいる。何とかしてほしい―と言われて、所有者の高齢女性は、さて困った。もう何十年もその里山には入っていない。義父と何カ所か、山の下刈りや枝打ちの手伝いに行ったことはある(続く) -
大言小語 木の居酒屋
昼食を食べるため、飯田橋駅近くの居酒屋に入って驚いた。内装がすべて木材。テーブルは厚さ10センチもあろうかという欅の一枚板。椅子は杉材で座り心地がいい。「今度は、夜来よう」と固く誓った。やはり木は落ち(続く) -
大言小語 人を魅了する街
今年の大型連休は暦の関係で連休が分かれたため、「高・近・短」がキーワードの、「ちょっとゴージャスに国内旅行」がトレンドだったようだ。 ▼中でも人出で賑わったのが、連休前の4月26日に街開きしたグランフ(続く) -
大言小語 業界の慣習
「私たちは仕事柄、この連休もフル稼働。それはいいが、子供の運動会に一度も行けなかったのも仕方がない」とは、理髪店経営者の話である。サービス産業は元々人が休むときが書き入れ時である。それは観光地、リゾ(続く)