大言小語 記事一覧

大言小語
住宅新報に連載中の1面コラム、「大言小語」です。
  • 大言小語 最後の寡黙な男

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     衆議院解散の意向を安倍晋三首相が記者会見で伝えた11月18日、昼休みに1つの訃報が入り、瞬く間にそれは日本中を駆け巡った。高倉健さん、83歳の最期だった。  ▼日本を代表する映画スターで、網走番外地などの任(続く)
  • 大言小語 大規模修繕工事の担い手

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     分譲マンションストックは13年末で601万戸となり、共用部修繕工事の市場規模は15年に5900億円まで拡大すると見込まれている。その工事を担うのはゼネコン、大手管理会社と改修工事専門業者である。市場の3分の1以(続く)
  • 大言小語 〝角〟の効用

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     不動産の世界では、〝角地〟は価値が高い。2方向の道路に面しているので視界が開け、東南角地であれば日当たりが抜群だ。そういえば、居酒屋のカウンターも〝角〟は効用が大きい。2人でコーナーに座ると直角に向き(続く)
  • 大言小語 仕入れあれこれ

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     用地不足で仕入れにしのぎを削るマンション各社だが、無理な高値づかみを警戒するのは当然のことだ。たまに想定価格を大きく上回る入札があったという話も聞くが、相場に影響を与えるものではない。不動産は、加熱(続く)
  • 大言小語 規律よりも実体を

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     このところ、景気を判断する数字が悪くなってきた。記事にもあるように、建設経済研究所が発表している住宅着工予測も、消費増税の駆け込み需要による〝異常値〟である前年比はもちろん、その影響を受けない12年度(続く)
  • 大言小語 専門資格者の活用

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     ▼マニアを除くと、資格試験に挑戦するのは、現在の仕事・業務に必要であるか、目指す職業に欠かせないからだろう。2つ、3つと難関試験を突破して幅広く活躍する人もいるが、多くは一つの資格で専門分野を深く掘り(続く)
  • 大言小語 白鵬、理想の家語る

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     住友林業は住むことの意味を、より深く追求した高級住宅を、来年1月に発売する。コンセプトは「風情」。   ▼その〝邸宅設計プロジェクト〟に参加したインテリアデザイナーの橋本夕紀夫氏は風情について、「それ(続く)
  • 大言小語 難関だからこそ挑む

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     2週間後に宅建試験が迫った。受験申し込み者数も20万人を超え、昨年をやや上回った。宅建取得を目指す人材が増えることは、業界の活力にも直結するため、受験者の推移には期待を持って毎年注目している。業法改正(続く)
  • 大言小語 においだけでは分からぬもの

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     今年の夏の猛暑も、意外と短い期間で終わり、彼岸前には少し過ごしやすい気候になった。街の木々の緑は色づいているとは言えないが、小子が出勤に通っている桜田通りのイチョウ並木は早くも銀杏を落とし始め、なん(続く)
  • 大言小語 生前の予約と備え

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     高齢社会を迎え、何事も生前予約が流行の兆しを見せている。遺族に迷惑をかけない配慮であると共に、自分らしい最期の希望をかなえるものでもある。  ▼最期は避けて通れないのに、これまでは関連分野でも敬遠され(続く)
  • 大言小語 高齢者住宅表彰制度に期待

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     高齢者住宅経営者連絡協議会が最も優れた取り組みを行っている高齢者住宅を表彰する「リビング・オブ・ザ・イヤー2014大賞ホーム」に、福岡県太宰府市にある住宅型有料老人ホーム「アクラスタウン」が選ばれた。同(続く)
  • 大言小語 地方創生で注目を

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     デフレ脱却と財政再建を掲げた、第2次安倍内閣の布陣が決まった。留任が目立った一方で8人が初入閣したことや、過去最多に並ぶ5人の女性閣僚の誕生などが話題となった。大臣の就任あいさつでは、閣僚間に温度差も(続く)
  • 大言小語 災害を知らせる地名

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     先日、広島に行った。広島駅に着く前にふと窓の外を見ると、目当てのマツダスタジアムが見えてきた。そこに向かって広島ファンの赤い行列が続いている。ものすごいパワーを感じると共に、「カープ女子」に代表され(続く)
  • 大言小語 国際空港とアクセス

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     JR東日本が東京都心と結ぶ「羽田空港アクセス線構想」を打ち出した。既存貨物線を活用し、東京貨物ターミナル駅を経由して羽田空港へ直結する地下鉄道を掘削する。東京、新宿、新木場駅からの3ルートを整備。五輪(続く)
  • 大言小語 「感じのいい」店

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     小さな居酒屋は夫婦でやっていることが多い。最近は〝高齢化〟が目立ち、永い年月を共に過ごしてきた二人ならではの風合いが感じられ、勉強になる。  ▼しかし、最近は足が遠のくことも増えた。飽きない店の条件は(続く)
  • 大言小語 声と音が頼りの闇の体験

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     「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を体験してきた。世界約130都市で開催され、多くの人々が体験したこのプログラムは、「純度100%の暗闇の世界」が話題。案内役を務める視覚障害者の導きで、グループを組んで様々(続く)
  • 大言小語 変わる? 甲子園

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     全国のほとんどの地域で梅雨明けした。梅雨時には各地でゲリラ豪雨が起こり、長野県南木曽町では土砂災害により死者もでた。明けたら途端に猛暑続き。熱中症情報が出されるなど相変わらず日本の天気は〝タフ〟だ。(続く)
  • 大言小語 若手を育てる海外研修

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     人材の確保と育成は、企業が成長するための共通テーマだが、マンション管理業の場合、これに「定着してもらう」が加わる。営業第一線の顧客は管理組合。多種多様な人間で構成される、複雑で手ごわい集団である。も(続く)
  • 大言小語 森林も高齢化

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     国産材を使った木の家をもっと増やそうと「木のいえ一番振興協会」が本格的活動を始めた(記事8面参照)。  ▼日本は国土面積の67%が森に覆われた世界有数の森林国。なのに国産材はほとんど使われていない。東京都市(続く)
  • 大言小語 第4の矢は内需の柱

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     金融緩和、財政出動は一定の成果を見せた。続くアベノミクス・第3の矢に期待が高まっている。3本目の矢となる成長戦略では、民間投資を促す政策が相次いで打ち出されている。注目されるのは法人税減税で、実行税率(続く)