大言小語 記事一覧
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大言小語 子供の声を嫌がる社会
電車で子供が泣いていると、確かにうるさいが、とがめることもないと考えるのが普通だと思う。だが、公共の空間で子供の泣く声がうるさいなどとクレーマーよろしく、施設の管理者に文句をつけるケースが増えている(続く) -
大言小語 消費増税の〝置きみやげ〟
「新成長戦略の中に住宅・都市政策を位置付け、住宅対策はよくやったし、都市再生への取り組みも積極的だったと思う。ただ、緊急整備地区などでの具体的な施策の実行段階では、省庁間の壁が立ちはだかり、政策(続く) -
大言小語 練達の大人はいるか
解散が決まったとたんに民主党を離脱する国会議員を見ていると、いち早く反旗を翻した小沢一郎元代表の方が、まだ潔く見えてくる。いわゆる第3極の政治勢力が不可欠と「何がなんでも大連合を実現する」と叫ぶ石原(続く) -
大言小語 「事務所移転します」
オフィス賃料の下落やフリーレントの広まりで、このところ東京都心部では事務所の移転が花盛りだ。新規ビル供給の当たり年でもあり、大手も中小も、業種を問わず、業績いかんにかかわらず移転を検討する企業も多い(続く) -
大言小語 「たが」の緩みか
兵庫県尼崎市の連続変死事件の主犯格である角田美代子被告だとして新聞各紙やテレビに掲載、放映されたものが全くの別人だった。事件は凄惨さや人物関係の複雑さにより、異様な状況を呈しているが、更に混迷を増し(続く) -
大言小語 高齢社会と飲食店
秋の味覚を求めて、東京の繁華街を歩くと気になるのが飲食店の客引きだ。居酒屋チェーンに、独立系店舗も負けまいと声をかけてくる。中には食い下がってくる猛者もいる。時間帯によっては、通行人の数より多い。な(続く) -
大言小語 資格試験シーズンが到来
住宅・不動産関連資格試験のゴールデンシーズンが到来した。10月21日に実施される宅建試験をはじめ、10月から各種試験が目白押しだ。年末までにマンション管理士、管理業務主任者、ビル経営管理士、不動産コンサル(続く) -
大言小語 無理な前進
ある業界の方の話を聞く機会があった。経営者らしく自信あふれる話しっぷりではあったが、自身が生み出したビジネスモデルがやや陳腐化し、曲がり角に来ているので、また新しいものを考えていると。「常に変化、進(続く) -
大言小語 活性化のヒント
「最初はあまりいいネーミングではないと思ったが、せっかくだから商店街も本腰を入れて中高年客の居場所づくりに取り組んだ」。東京・巣鴨の巣鴨地蔵通り商店街を一躍有名にさせた転機だった。商店街振興組合理事(続く) -
大言小語 決断する政治へ
決断できない政治が続く、真のリーダーが不在、公僕たる官僚がいない? 多分当たっていると思うが、それを批判する資格は誰にもない。なぜなら、政治家や官僚の質は、突き詰めれば国民の責任だからだ。それにして(続く) -
大言小語 便利なシェアブーム
賃貸住宅のシェアハウスが脚光を浴びたが、最近はシェアブームが至るところで広がりを見せている。大規模な分譲マンションともなると、今やカーシェアリングは当たり前だ。先日、新築マンションを購入したばかりの(続く) -
大言小語 負担はだれが
青天の霹靂(へきれき)とはまさにこのことを言うのか。栃木県矢板市の市民はそう思ったことだろう。政府は、東京電力福島第一原発事故により栃木県内で発生した1キログラム当たり8000ベクレル超の指定廃棄物の最終(続く) -
大言小語 大地震への備え
発生確率は低いものの最悪の場合、死者は約32万人という衝撃的な被害想定が8月29日、政府の中央防災会議から出された。南海トラフでマグニチュード9.1という巨大地震が発生したという想定だ。最大の被害をもたらす(続く) -
大言小語 スマートハウスの10年後は
一気に押し寄せてきた〝環境配慮〟の波。住宅・不動産会社から送られてくるニュース・リリースで、環境以外をテーマにしたものを見つけるのが難しい。 ▼東日本大震災を機に、環境・防災・コミュニティがワンセッ(続く) -
大言小語 子供を育む住まい
家への帰路、電車に若い夫婦がベビーカーを操りながら乗ってきた。赤ん坊は大人しくしていて、時折、母親が様子を見る姿は微笑ましいはずだった。それが午後11時45分のことでなければ。しばらく大人しくしていた赤(続く) -
大言小語 4年前のこと
スポーツの祭典、ロンドン五輪が開幕した。16日間にわたって世界のアスリートたちがメダルと栄誉の獲得を目指して熱い戦いにしのぎを削る。前哨戦で快勝した「なでしこ」と「サムライ」のサッカージャパンの勢いに(続く) -
大言小語 〝お一人様〟ですか
「環境・防災・コミュニティ」がここ数年、住まいのキーワードになっている。ただ、本記で指摘した通り、この御三家はもはや市場での選別化にはつながらない。ポスト御三家は何か。ヒントは世帯構成の急速な変化にあ(続く) -
大言小語 持ち家離れ
若い人たちの持ち家離れが話題に上がることが多い。名だたる住宅メーカーやデベロッパーの社員でさえも、持ち家適齢期にある30代、40代が賃貸住宅に住んでいるケースが増えているというのだ。各社の幹部は、住宅を(続く)