不動産屋の独り言 〜賃貸現場の喜怒哀楽〜 記事一覧
不動産屋の独り言 〜賃貸現場の喜怒哀楽〜
賃貸業を営む坂口有吉さんが業務に役立つヒントをちりばめながら日常の出来事を綴ります。
人情深い坂口さんは、不動産業者に対する世間の評価が不当に低いこと受け、「日々の努力も知ってほしい」と、そんな願いを込めています。
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紙上ブログ 不動産屋の独り言 755 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 細かすぎる法人契約の客 事前の要求で振り回されて
当社で広告を出して半年以上決まらなかった物件に、法人契約で申し込みが入った。社宅扱いにするようで、入るのはベトナム人男性2人。だが大変なのは入居者ではなく、「あらかじめ重説と契約書のひな型を送ってほ(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 754 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 定休日、就寝前の大仕事 SOSに駆け付けると
ある定休日、夕食と入浴の後で撮りためたビデオを見ていたら猛烈な睡魔が襲ってきた。妻に「もう寝るわ」と言ってトイレに行き、出てくると、「電話が鳴ってたよ」と言う。こんな時間に誰だろう。仕事関連だとした(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 753 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 15年続く管理アパートのLPガス問題(2) 法律相談を受けてようやく安堵も
アパートのLPガス業者を変更したことで入居者には喜んでもらえたが、元々の業者からは「契約違反だ」との反発が起きた。「他の業者に変更するなら、最後に給湯器を交換した分の代金をお支払い頂きたい」と言ってき(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 752 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 15年続く管理アパートのLPガス問題(1) 業者交代で思わぬトラブルに
新築時から30年近く管理しているアパートがある。2DKの部屋が4室と6室の2棟だ。明るくて良い部屋だが、LPガスを使う。15年前に入居者から「ガス代が高いですね。請求書を見るたびに気持ちが萎えるのでそろそろ引っ(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 751 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 ドラマとして面白いが… 誤解を招かれては困る
NHKのドラマ「正直不動産」を見ていた人は多いだろう。3月までシーズン2として放映。元々は漫画であったが、原作が好評で、NHKが実写版でドラマ化したもの。主演は山下智久で原作のイメージを壊すことなく仕上がり(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 750 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 困った貸主のその後 広告費用を踏み倒す気か
自己破産をした近所のオフィスビルのオーナーから客付けを依頼された話の続編。広告費用や月の会費は実費で払ってくれる約束になっていたが、2度目の広告を出した時期はインボイス制度が始まった直後。ポータルサ(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 749 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 深夜の電話、勝手な転貸話も いくら何でも非常識
2月の最後の火曜日の深夜。厳密に言えば日付が変わり、水曜日になった直後、枕元に置いてあるスマホの呼び出し音が鳴った。たまたま私にしては夜更かしをした夜。22時半に就寝し、電気毛布の温かさと保護猫が私の(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 748 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 ADが付かなければ紹介禁止に そんな営業方針の大手があるの?
長く空いている当社の管理物件に、大手不動産会社から、久しぶりに空き確認の問い合わせが入った。3DKの物件だが大学生が一人で使う、とのこと。その学生は美大生。住居としてでなく、アトリエとして借りる意向。(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 747 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 困難な滞納家賃の回収 話の糸口が見えてきて
生活保護を受けていたが入院先から直接施設に入ったM氏の話。7カ月も滞納していた家賃の請求が困難になり、家主と管理会社、市の職員、親族(長男と次男)との間で誤解が生じ、トラブルになりかかっていたがようやく(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 746 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 夜の営業電話にうんざり 〝上司の手前〟は分かるが逆効果
私は就寝する時間が早い。たいてい9時には寝る。そろそろ風呂に入って寝ようかな、と思っていたところ、スマホに着信があった。画面を見たら登録のない携帯番号から。「入居者だと嫌だな。こんな時間の電話はろく(続く) -
不動産取引現場での意外な誤解 賃貸編206 借主は民法461条の抗弁権をなぜ行使できない?
Q.前回説明のあった保証委託契約に関し、日本賃貸住宅管理協会(日管協)が作成した同契約書の7条(事前求償権)2項には「保証会社が事前求償権を行使する場合、借主は民法461条に基づく抗弁権を主張できないことをあら(続く) -
不動産屋の独り言~賃貸現場の喜怒哀楽~745 タダ使いを当然と考える家主 プロの仕事を何だと思っているのか
隣町の1Kが6部屋のアパートの管理を任されている。その家主から1月中旬にLINEが届いた。「201号室の廊下に壊れた洗濯機が置いてありますが、今月中に片付けてもらってください。こちらで業者に問い合わせたら8800(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 744 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 入居者の依頼にも親身に対応 こんな家主なら大助かりだが
隣市の外れの古いアパートの1階が、前の入居者が退去してから1年も空いていた。家賃は高くない。バス停も始発で2駅に出られるため買い物便もいい。なかなか決まらずにいたが、高齢の男性から申し込みがあった。(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 743 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 高齢の入居者が施設に入居 役所や施設の対応に納得いかない
当社管理物件に住んでいた生活保護の高齢男性が施設に入居した。その時点で生活保護費等は支給されなくなるが、家賃は昨年の1月分までしか払われていない。7月に施設に入ったので半年分も滞納している。もちろん、(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言742 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 支離滅裂な飛び込み客に困惑 同業者に迷惑を掛けそうに
高齢女性のAさんが飛び込み客としてやってきた。「何カ月か前に一度こちらに来ています」と言う。そう言われてみれば何となく覚えがある。「今、生活保護を受けているが、年金もあるし、働くつもりなので生活保護(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 741 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 連絡にだらしない入居者 それでは本業も行き詰まるだろうに
当社管理物件にプロのサッカー選手Sさんがいる。プロと言っても2部リーグで30歳。出場機会も減っているようだ。それを見かねて、先に当社の管理物件に入居していた会社経営者のAさんが、自社の社員であることにし(続く) -
不動産屋の独り言 賃貸現場の喜怒哀楽 740 賃貸業歴37年で初めての体験 転居先住所の記載を拒否されて
隣町の当社管理物件に入居する女性Tさんが退去することになった。勤務先がアパートの近所ということで都合が良く、法人契約で家賃の補助が得られて喜んでもらっていたが、半年ほどして、勤務先の介護施設から「現(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 739 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 部屋探しでの筆談対応 個人営業で感じる難しさと解決法
耳が不自由な高齢女性がいる。電話で話すことは無理なため筆談になるし、来店の日時を予約して訪問して頂くことは難しい。予約して来て頂くだけでも大変な手間が掛かる。何度も来店してもらうのも気が引けるし、本(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 738 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 アパート設備の修繕依頼 「それは入居者の責任ですよ」
多摩地域のアパートに外国人夫妻が住んでいる。奥さんは企業の中で通訳をしていて日本語はペラペラ。ご主人も日常会話くらいなら不自由なく日本語が話せる。その奥さんから「台所の蛇口の立ち上がりのところから水(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 737 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 電話対応は大事だけれど 「それ、今でなくちゃダメですか?」
当社の固定電話に掛かってきた電話は全て私のスマホに転送される。一人で営業していると、ずっと店番をしている訳にもいかない。銀行や案内その他の用事で1日の半分くらいは外出していることもある。その都度留守(続く)