彼方の空 記事一覧
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彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇32 『新・中間省略登記』で改訂版 『正直不動産』もかつてテーマに 転売型の価値を更に高める
TVドラマ化決定 突然嘘がつけなくなった不動産営業マンを主人公にした人気漫画「正直不動産」(小学館発行)が4月からNHKでTVドラマ化されることが決まった。同書は不動産業界の闇をさらけだす〝痛快皮肉本〟だが、(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇31 住まいという思想 造る側こそ夢を語れ ハードも立地も超えて
「住まいとは何か」と問われて即座に答えられる人は少ない。原始時代ならともかく、「雨風をしのぐ器」との回答に満足する人はいないだろう。「家族の絆を深める場」との回答はファミリータイプの住まいにしか通用(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇30 時代を覆う闇 今年最大の課題 何が見えていないかを知る
〝コロナの死角〟 住宅業界には、コロナ禍で住宅が売れている根本要因は〝コロナ貯蓄〟が住宅市場に流れ込んでいるからという見方がある(第25回当コラム参照)。ということは、幸い今年コロナが収束すれば皮肉に(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇29 「知識と経験」をつなぐ 「人財ネットワーク制度」に期待 人を大切にする不動産業へ
日管協が創設 昨年は〝DX旋風〟が巻き起こった感があるが、今年は「人への投資」が不動産業界のキーワードになる予感がする。1月20日、日本賃貸住宅管理協会は「人財ネットワーク制度」を始める。これは、賃貸(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇28 今年最後に考えたこと 〝アート〟の意味 街に新たな感動
重大ニュースの選からはもれたが、今年は不動産とアート(芸術)との関係を考える話題が多かった年でもある。 本紙見出しを拾うとーー。「アートとまちづくり(上) 三菱地所、大丸有エリア〝アート〟がビジネスに気(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇27 タテ・ヨコ・ナナメ 「令和マスターズさろん」 会社と世代超えた探求続く
第3回「令和マスターズさろん」が12月7日、Webとリアルとの〝二刀流〟形式で開かれた。リアルの会場には代表理事の北川登志彦氏(東急不動産HD顧問)や理事、講師陣らが参集した。 Web参加者には講演会が始まる5分(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇26 見えないものを見る力 不動産DXの使命 社会と地域住民の幸せ
人口3万人に満たない福井県小浜市にある平田不動産(平田稔社長)は11月30日、「360度VR」を展開するスペースリーがサービス開始5周年を記念して創設した「第一回不動産VRアワード」を受賞した(他に4社)。 今年で(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇25 大本で起きていること 遅れてはならない気付き 「人間無用」という危機
某大手流通会社の担当者によれば、コロナ下で住宅がよく売れている最大の要因は〝コロナ貯蓄〟だという。 コロナ貯蓄とは外食や旅行が制限されたために消費に回らず期せずして増えてしまった貯蓄のことである。(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇24 不動産業の「原点」を忘れない 65周年迎えた北澤商事 ブックカフェで地元を元気に
〝お艶さん〟に会え 賃貸業界で活躍するハローニュース社長の吉松こころ氏によると、全国賃貸住宅新聞社では、記者として入社すると「まずは、お艶さんところへ行ってこい」と言われるのだという。全国賃貸住宅新(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇23 「結果は残した」 第25回不動産女性塾セミナー 菅前総理補佐官語る
全国から約55名の会員が集まった11月9日、東京は寒冷前線がもたらした冷たく激しい雨が朝から降り続いていた。だが夕方近くになると雨はやみ、西の空に明るい光が広がった。久しぶりに直接顔を合わせての会合に会(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇22 心躍る不動産業 国民の分厚い信頼得て 新しい資本主義の柱に
「成長と分配」がなぜ「新しい資本主義」なのか。それは、経済は〝分配なくして成長なし〟という考え方に立つからである。「新たな不動産業」に当てはめるなら、「顧客への忠誠心(分配)なくして、業界の発展(成長)(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇21 移動なき住み替え 自宅リースバックの新効用 マンション流通に一役
スター・マイカの戦略 自宅のリースバックはユーザーから見ると、買い取ってもらう事業者への信頼度がすべてと言っていい。買い取り価格や賃料査定が適正かどうか、賃貸期間は無期限も含めて自由に選べるのかなど不(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇20 不動産DXの未来 その先は哲学 人間の立ち位置めぐる課題が
住宅は不動産の原点である。大和ハウス工業は今やグループ売上高4兆円を超える建設・不動産業界のトップ企業に成長したが、「その根底には住宅からスタートした強みがある」といった趣旨のことをかつての経営陣ら(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇19 東京〝コロナ異変〟 始まった人口減少 試される不動産業
東京都の人口を対前年同月比で見ると、今年2月にマイナス662人と初めて減少に転じて以降は3月(9767人)、4月(2万5443人)、5月(3万9917人)、6月(4万1591人)、7月(3万9832人)、8月(4万1263人)、9月(3万6106人)と8カ月(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇18 新感覚「東京支店長」 コロナ禍に大会社から転職 清水啓充氏、58歳の決断
コロナが収束したら元に戻る部分と、収束しても戻らない部分があるのではないかという議論が交わされ始めた。 例えば、満員電車に詰め込まれての通勤はさすがに誰もが戻りたくないし、社会もその方向に変わってい(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇17 「移動」の思想 コロナ禍を打破する新事業 BESSの〝走るログ小屋〟
〝走るログ小屋〟はこれまで庭先で楽しんでいた趣味的空間を小屋ごと好きな場所に運んで、飛び切りぜいたくな時間を楽しもうという発想だ。例えば、釣り好きの人なら、これまでは買い求めた高級道具一式を並べたり(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇16 愛しき住まい 自分らしく暮らす夢 我と語り、我を知る感性の場
心地よさの追求 大東建託が始めた新サービス「いい部屋Space」は、同社が管理する建物の空きスペースを利用して、多様なコンセプトをもった個室に改装し、15分単位で貸し出すというもの。テレワークスペースや会議(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇15 幸せの証明 誰かのために、誰かと共に 自分自身に多様性を
注目すべきは育休を取得した男性の72 %が家事・育児に「積極的に関与」し、81%が「幸せを感じる」と回答していることだ。そこから見えてくるものは何か。積水ハウスが9月14日にオンラインで開いた「男性育休フォー(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇14 ポストコロナは? なにをどう見るか 「大勢は変わらず」とも
不動産業界に精通しているだけでなく、マスコミのあり方にも一家言をもつ佐藤一雄氏(元サタスインテグレイト社長)は現下の状況をこう語る。 「不動産マーケットがポストコロナで大きく変わるかと問われれば、一(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇13 AIが人を幸せにする道 不動産DXのゆくえ 社員の仕事と心にゆとりを
要するに最大の焦点は不動産DXによる企業の生産性向上が国民生活に幸福をもたらすのかどうかだ。不動産産業は住宅提供をはじめ、資産形成のための不動産投資、近年は自宅リースバックなど国民の幸せに直結する。(続く)