矢野経済研究所によると、2011年第1四半期(1~3月)の状況をもとに推計した年間のリフォーム市場規模は、5兆7000億~6兆円程度になるとした。
東日本大震災により、第1四半期が2000年以降3番目に低いスタートとなった。しかし、耐震化診断や太陽光発電への関心の高まりがリフォーム需要を喚起した場合、6兆円規模に上ると予測している。
一方、日本全体の消費が低下している中で、修理・修繕目的以外のリフォーム需要がマイナスとなることも予想。下限値は5兆7000億円になるとした。
なお、同社が算定した2010年の住宅リフォーム市場規模は、5兆9364億円だった。
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