野村不動産はこのほど、東京都江東区東雲で開発中のタワーマンション「プラウドタワー東雲キャナルコート」(52階建て・総戸数600戸)の第1期250戸が即日完売したと発表した。最高倍率3倍、平均1.12倍だった。
同物件は、震災後初めて、都心の湾岸エリアで分譲された新築マンション。地震による揺れとエレベーター停止の問題が指摘されていた「タワー型」ということもあり、その販売動向に注目が集まっていた。同社が独自に強化した液状化・防災対策のほか、平均面積78平方メートルで5000万円台中心の価格設定が、エンドユーザーに受け入れられたようだ。
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