伊藤忠都市開発(東京都港区)は4月下旬、液状化対策の実施を始め、高い防災力を前面に打ち出した分譲マンション「クレヴィア検見川浜」の販売を開始する。
液状化対策では、地盤工学会技術開発賞を受賞した「静的締固め砂杭工法」を採用。また、建物全体の重量を支えるため、支持地盤に至る地下約38~41メートルの深さまで計42本の杭を打設した。
このほか、非常用の飲料生成システムやマンホールトイレ、防災倉庫を設置した。周辺には、小中学校・高等学校を含め計6カ所の避難施設や、広域避難所に指定されている公園が集積。周辺環境も含めた総合的な防災力をアピールする。
立地はJR京葉線「検見川浜」から徒歩5分。地上11階建ての総戸数155戸で、2013年3月中旬に完成予定。
(http://www.ipd.co.jp/)
開発・企業
住まい・暮らし・文化