東京カンテイ(東京都品川区)がまとめた6月の中古マンション価格(70平方メートル換算)によると、首都圏(2846万円、前月比1.2%下落)では16カ月連続下落となった東京都(3659万円、同1.1%下落)を始め、弱含み基調が全域で加速していることが分かった。前年同月との比較でも軒並み下落しており、特に東京23区(3945万円、同0.9%下落)は5%以上低い水準での推移が続いている。
近畿圏(1791万円、同0.3%下落)では、大阪府(1830万円、同0.2%上昇)の下落基調に歯止めが掛かった模様。兵庫県(1817万円、同0.1%下落)は、連続上昇から下落に転じた前月から、ほぼ横ばいで推移した。
中部圏(1493万円、同0.3%下落)及び愛知県(1520万円、同0.8%下落)は下落基調ではあるが、下げ幅はいずれも小幅。一方、前月値上がりした名古屋市(1745万円、同1.5%下落)は再び下落し、直近の最低値(4月の1768万円)を更新した。
賃貸・管理
営業・データ
住まい・暮らし・文化