アットホーム(東京都大田区)がこのほどまとめた首都圏・6月の売買市場動向によると、中古マンションの平均成約価格が3カ月ぶりに上昇したことが分かった。価格水準の高い東京23区が、値上がりしたことが主要因とみられる。
中古マンションの1戸当たりの平均成約価格は2078万円で、前年比1.7%上昇。東京23区(2593万円、同5.8%上昇)や東京都下(2274万円、同10.8%上昇)での値上がりが寄与している。ただ、前月比は3.7%下落。成約物件における、1000万円未満(前月比3.6ポイント上昇)や1000万円台(同3.3ポイント上昇)の物件の割合が増した一方で、2000万円台(同6.9ポイント減少)の物件の割合が縮小した影響とみられる。
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